大森貝塚、尖石遺跡、登呂遺跡などの遺跡発掘や、 貝塚や古墳からの出土品による、大昔の日本の生活を調べた、 考古学に人生をささげた人々と、その発見と努力..... 地中深く埋まっていた何気ない貝殻や器の欠片、骨などから、 昔どのように人々が暮らしていたかを知れることが凄い。 偶然と探究心と努力によって、初めは理解されなかった考古学が、徐々に理解され、 自分の住む土地を発掘する喜びや、大昔を知る知識欲につながっていく。 教科書で見た「登呂遺跡」の発見の偶然、邪馬台国はどこだったのか?のミステリー。 研究に携わった人々のやり取りや想い、わかりやすい考古学の説明など、 読んでいくうちにどんどんん興味をそそられました。
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