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千夜千冊1506夜 『ヒッグス粒子の謎』

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ヒッグス粒子の謎(祥伝社新書290)

ヒッグス粒子の謎(祥伝社新書290)

  • 作者: 浅井 祥仁
  • 出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 2012/09/03
  • メディア: 新書
千夜千冊1506夜を読む。 http://1000ya.isis.ne.jp/1506.html どのような宇宙論に現在なっているのかに興味があるが、 それに加えて、 どのような発想が発現されるのか その影響にも興味がある。 そのことについて、1506夜で、松岡正剛氏は次のように語っている。 今日の理論物理学では、真空は何もない空っぽの状態のものではなく、ヒッグス場になっていると説明される。なぜ真空は空っぽだと都合が悪いのか。なぜヒッグス場という考え方を導入する必要があるのか。  このことを有効な見方だと実感できるには、真空には「好み」があると見たり、真空は「クセ」を隠していたと見たり、あるいは「何かがこっそりはたらいている」とみなすといい。 真空は空っぽではなく、ヒックス場になっている。これは、理論的なことだが、 真空には、好みがある、クセを隠しているというのは、松岡正剛氏が応用した発想で面白い。 物理学 宇宙の成立、ドンドン発想を拡張深化したい。

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