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『情報と技術を管理され続ける日本』

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『情報と技術を管理され続ける日本』 山本尚利 2008/09 情報と技術を管理され続ける日本  著者は早稲田大ビジネススクール教授。 日本は米国覇権主義者に管理されているという本。  陰謀論的な本。(以下はあくまでもこの本の意見)  米国覇権主義者のスポンサーはディビッド・ロックフェラー財閥で、米国における「闇の勢力」構成者の寡頭勢力。  真珠湾攻撃の直前、日本の宣戦布告書のデリバリーが間に合わなかったのは、大使が日本人官僚の葬儀に出席していたから。  米国覇権主義者から見ると日本は官僚主導の封建国家。  湾岸戦争時、自民党の小沢幹事長が1.3兆円の対米拠出を決めた。03年のイラク戦争では小泉政権が数十兆円規模の対米拠出を、米国債購入の形で行った。(為替介入のこと)  米国の本質は石油・軍事財閥と国際金融財閥によって支配される「私有化国家」。ケネディ(JFK)はFRBを国有化しようとしたことがFRBの株主である国際金融資本の反発を買い、暗殺された。  北朝鮮の脅威に対して米国を頼ると言う発想は間違っている。日米安保には「柵と檻」の二面性がある。米国にとっての極東での脅威は、日本の対米債権と技術経営力(MOT Management of Technology)、つまり潜在的軍事技術。  フジテレビ対ライブドアの経営権紛争は、ライブドアの背後の国際金融資本による日本企業乗っ取り劇。  日本の支配層は甘い汁を堪能できる既得権益者である。外資企業を「ハゲタカ」と呼んで攻撃する本音は、「日本型封建制の甘い汁」の死守である。  アジアの経済ブロック化を防ぐために、米国覇権主義者は日中韓の分断をしている。各国での民族主義の扇動や、小泉首相の靖国訪問を実行させたのもこの勢力。  郵政民営化は「第三の敗戦」(第二はバブル崩壊)。日本の金融全体が米国覇権主義者の支配下に入った。

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