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レイテ戦記読むのやめようかな…。

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読むのが辛い…。レイテ戦記の何が辛いって、フィリピンの地名が何の前提もなく出てくるところ。前に言ったように、付属品に地図が何枚か付いているんだけど、その地図にも書いてない地名があって正直勘弁って感じ。でも、今はGoogle Mapsで日本語で検索できるので、それほど不便はない。だけど、日本の地名みたいに少しでも知っているわけでもないから、いちいち全部調べないといけない。   更に太平洋戦争ということで、平気でフィリピン以外の島の名前とかも出てくる。初めのほうで、アッツ島と出てきてフィリピンだと思って地図を見回しても全然ない。ググったらアラスカしか出てこなくて、実際アラスカの島であった。太平洋戦争の事良く知らないんだよなぁ。うちのおかんはアッツ島の名前を知っていたけどね。流石年の功。 旅団とか師団とか言われてもよく分からなかった。旅団って言うと幻影旅団とかすぐマンガ(ハンター×ハンター)を思いだしてしまうダメさ加減です。旅団は進軍する部隊なのかなぁとか勝手に思っていたんだけど、他のは進駐軍とか、攻め進んでいく部隊なのかとか、基地を守るのとかで分かれるわけではなかった。単に兵隊の数が多いか少ないかだけなんだね。至極中途半端なミリヲタなので、そういうことすら分かっていなかった。最近の兵器ぐらいしか知らないんだよね。軍隊と言うより武器や兵器の無骨さが好きなだけかもしれない。 何にしても色々知らないことだらけなので、調べ物ばかりでページが全然進まない。面白いところまで全然行ってない感じ。ただ、かなり詳細に書かれていることは確かだなという事はわかった。GoogleとWikipediaがあるから調べるのもそれほど難しくはないけど、いちいち突っかかっていると内容がよく頭に入ってこない。何か昔、漢字をよく知らなくて調べながら読んでいた頃を思い出した。今も読むのは速くないけど、更に知らない文字を調べながら読むとなると辟易する。文字じゃなくて地名と場所なんだけど、やっぱり辛い。ずっと読み続けていたらフィリピン地理マスターになっている事間違いなしだね。 そんなわけで、ちょっと挫折気味で放り出し気味。レイテ戦記がよく分かる本、とかオーバービューしてくれる本があったら、本が薄ければそういうの読みたいなぁ。読んでから事前知識ありでレイテ戦記を読みたいなぁと思うんだけども。いきなり読む本としては、あまりにも情報が濃過ぎる。噛み砕かされない状態なので厳しいところですね。 それでも読みたい人はこちらへどうぞ。
レイテ戦記 (上巻) (中公文庫)

レイテ戦記 (上巻) (中公文庫)

  • 作者: 大岡 昇平
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 1974/09/10
  • メディア: 文庫
レイテ戦記 (中巻) (中公文庫)

レイテ戦記 (中巻) (中公文庫)

  • 作者: 大岡 昇平
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 1974/10/10
  • メディア: 文庫
レイテ戦記 (下) (中公文庫)

レイテ戦記 (下) (中公文庫)

  • 作者: 大岡 昇平
  • 出版社/メーカー: 中央公論社
  • 発売日: 1974/11/10
  • メディア: 文庫
とりあえず、上巻を読むのを止めて、前作らしい俘虜記を読んだ方がいいのかな、と思ったり。
俘虜記 (新潮文庫)

俘虜記 (新潮文庫)

  • 作者: 大岡 昇平
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1967/08/14
  • メディア: 文庫
レイテ戦記は時間をかかってでも読みたい気はしてきた、あえて。何か負けた気がするし、これから先、映画化とかはまずされないだろうしね。

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