許可をもらってSちゃんの家の柿の木になっていた渋柿を剪定ばさみで取った。一人でもいでいたらO谷さんが通りかかった。「寒いねえ」と挨拶をした。
しばらくして、O田のおばさんが立ち止まって、「前から通るたびにもったいないのぅ誰かとりゃええのに、と思うちょったんよ」と言って、柿の話をした。
私が柿の実をTの字の枝をつけてもいで、ヨメが皮をむく。中には熟柿もあったので、食べたらうまかった。
1個1個丁寧にヒモにつるし終わって、数えてみたら99個もあった。1週間から10日程度で、中がやわらかいまま干しあがる。干し終わったらSちゃんに持っていこう。