今日の本 「予測力」(ケビン・メイニー 他/朝日新聞出版:12年)
-「最初の2秒」で優位に立つ!-とのサブタイトルのついた一冊。
最近よく目にする「ビッグデータ」の記事で紹介されていて、
気になったため、手にしました。
著者は、ケビン・メイニーとヴィヴェック・ラナディヴェ。
ケビンさんは、20年以上にわたってUSAトゥデーのテクノロジー担当記者を
務めたとのこと。また、ヴィヴェックさんは、世界的なソフトウェア企業
ティブコ・ソフトウェアの創業者兼CEO。
本書、3部、9章から構成。
「最初の2秒」の優位について、数々の事例とともに解説。
また、脳とコンピュータとの対比から、いかに人の脳が優れているかについても
改めて教えてくれる内容。
膨大なデータを集めても、必ずしも正しい判断を下せるわけではなく、
直観、その「最初の2秒」の優位こそが重要であると。
確かに納得させられる内容でした。
ただ、その領域にたどり着くには、相当の鍛錬が必要な感じ。
脳のすばらしい機能を、さらに使いこなすべく、モチベ―ションを
高めていきたいですね。
さて、この著者の本を読むのは初めてでしたが、「トレードオフ」も
有名とのこと。こちらも読んでみたいです。
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