写真と絵で、はちみつのできるまでを解説した本。
監修は玉川大学の吉田忠晴さん。ミツバチの研究で有名ですね。
上の方はひらがなで大きな字で絵本風に解説。
大人向けの解説はページ左下に小さな字で解説。
まずホットケーキとはちみつの写真。
れんげの花ばたけに飛んでくる蜜蜂の絵。
れんげの花にとまる蜜蜂の絵。れんげの花はみつばちがとまると花びらが下がってみつをすいやすくする。
同時におしべとめしべが表れて、おしべの花粉が蜜蜂の体を介してめしべについて受粉する。
蜜蜂はからだについて花粉をあつめて団子にして後ろ脚につけて巣に持ち帰る。
一回で持ち帰る蜜の量は30グラム。50くらいの花にとまってあつめる。これを一日10-15回行う。
蜜蜂の巣箱の絵(巣箱の形がよくわかるように蜜蜂を減らしてかいてあるそうだ)
10枚くらいの巣版がならんでいて、六角形の形は蜜蜂がつくったもの。ここに蜜をためる
巣箱の入り口で、おしりを外にむけて羽根をふるわせているハチは、巣箱の場所を仲間におしえている。また巣箱の温度が上がりすぎないようにしている。
女王蜂を育てる部屋「おうだい」は巣版の下のほうにつくる
スプーン一杯のはちみつをつくるには、500匹くらいの蜜蜂が働く。これは問題と答えが見開きでついになっている。
蜜蜂ダンスの写真。みつばちは花のある場所をダンスで仲間にしらせる。 しりふりダンス(8の字ダンス)は花が遠くにあるとき。えんけいダンス(まるダンス)は花がちかくにあるとき。
花のみつを巣の中で働くハチに口移しで与える写真。うけとったハチはおなかにいれたみつを口に戻してみずけをなくしていき、繰り返すとはちみつになる。
できたはちみつを巣穴にいれてさらに濃くしながら甘く粘り気のあるはちみつにしていく。できあがったらロウでふたをする。
花粉の部屋とみつのへやの写真。
はちみつのできあがり。巣箱の写真と、けむりをかけてハチをおとなしくさせてから、素版をとりだし、遠心分離器にかけてはちみつを取り出す写真。
いろいろなはちみつ・・・花の種類で香り、色、味がちがう
れんげ、しろつめくさ、オレンジ、にせあかしあ、りんご、やまぶどう、とちのき、みかん、そば
はちみつクッキング
はちみつドーナツ、はちみつレモン、まちみつアイスキャンディー、はちみつムース、はちみつグミ。
最後のページにレシピがついていた。
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