全3巻。
最近歴史ものに目がないので、本屋さんで見て気になっていて、全3巻だしとつい購入してしまいました。
アレクサンダーの側近、ヘファイスティオン目線。
ヘファイスティオンの神秘性が大きな役割を果たしています。
アレクサンドロスの話を書くには「なぜ東へ東へと進み続けたのか」ということが、主題から外せないよう。
この話の場合は、(アレクサンダーが愛した女性の生まれ変わりの)女性を探すため、として描かれています。
3冊だからと読んだけれど、逆に3冊に収めると物足りないというか。
でもこの後、アレクサンドロスについてもっと詳しく書かれた小説を読みたいと思って『獅子王アレクサンドロス』(阿刀田高)を読んだのですが、両方読んだ上では確かにこの漫画には逸話のエッセンスが詰まっているな、という感じではあります。