時代は昭和。
団地生活に様々な思いを寄せ、
誰もが幸せを求めて、
日々の生活を、送っている。
その団地の一角にある森のような場所。
中には祠があった。
そこには、なにやら不思議な生き物がいるらしい。
団地内で起こる、不思議な出来事。
人の心が映し出した幻影。
そこに住む人々を、見守り続ける。
イタチでもないタヌキでもない・・「雷獣」
団地に古くから住みついているらしい。
見える人には見える。
寂しい気持ち、解決したい事、
人々の心にある様々な思い。
そっと、なり変わり、現れる。
どこか切なく、温かい。
急ぐ事はない。
ゆっくりゆっくり進んでいけばいい。
やがて、悲しみも、後悔の気持ちも、
遠い思い出となる。
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