この前、何気なくニッポン放送のpodcast
「ズーム!そこまで言うか!」
をダウンロードして聞いてみたら、
これがもうめちゃくちゃ面白くてびっくりしました。
「人が見えれば、ニュースが分かる」
をキャッチフレーズに、
1週間のニュースの中で、世の中を賑わした人、
ニュースの中心にいる、話題になった”人”にズームするという番組です。
https://itunes.apple.com/jp/podcast/zumu!sokomade-yanuka!/id525247268
中でも衝撃的に面白かったのが、
元外交官で「インテリジェンスのプロ」という異名をもつ
原田武夫さんがゲストの回ですね。(8/23の回)
彼の話を聞いていると、
世界中でおきている問題の
「点と点」が「線」でつながり、
さらに別の意味を持った「面」として
鮮やかに浮かび上がってきます。
さらに、原田さんはこれから起こる
世界の動向の2手先、3手先を読んで
近未来の予想図を披露してくれるのですが、
私のような素人にとっては意外すぎて、
彼が予言者か魔法使いに思えてくるほどです。
このpodcast、3回聞きなおして、
すぐにamazonで彼の著作を3冊買いました。
その中の今日届いた2冊がこちらです。
今日は9/12に発売されたばかりの
「それでも『日本バブルは終わらない』」
という本を読みふけったのでご紹介したいと思います。
本書では2013年から2015年の2年間に、
日本と世界で起きることを予想しています。
巨額の内部留保を目当てに、
日本企業に次々と米欧の買収の手が伸びる、
すべてが中東有事に帰結する、
米中蜜月時代の行方等。
とくに興味深い仮説が、
「日本はデフォルト(国家債務不履行)を起こす」
ということです。私は、
「まさか、今は景気回復の兆しがあるのに」
「デフォルトしたら日本は終わりだ」
と思いながら読みました。
ですが、本書を最後まで読み終えたときには、
日本人が「世界史の大転換」という現実に気づいて覚醒し、
「意図的なデフォルト」という引き金をひくことが、
日本の真の再生のためには必要なのかもしれない
と思うようになりました。
もちろん賛否両論あると思いますが、
大事な事は、今世界で何が起こっているのか、
そして日本でこれから何が起きるのかを知り、
判断することではないでしょうか?
そのためにも一読をおすすめします。
それでも「日本バブル」は終わらない: 残された2年間ですべてが変わる (一般書)
- 作者: 原田武夫
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2013/09/12
- メディア: 単行本
出版記念の講演会が無料であるそうです。
ご都合のあう方はぜひ。
http://www.haradatakeo.com/special/event/201310/
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