2013年6月発売予定の文庫本で、気になるものを独断で紹介します。
データは、出版社等のHPやメールマガジンを参考にしています。
◎今回気になる本は、角川文庫から2冊のみです。(6/25)
・ 「ギリシャ棺の秘密」 エラリー・クイーン
→ クイーンの新訳が順調に刊行中。創元推理と読み比べたい。
・ 「四つの署名」 コナン・ドイル
→ シャーロック・ホームズの新訳も順調に刊行中。他と読み比べたい。
◎岩波文庫で、創業百年記念フェア「読者が選ぶこの1冊」が開催されました。
HPによると、フェアの本から2冊購入で、特製ブックカバーがもらえるそうです。
これは、もらわないと!
では、どの2冊を買うべきか。
フェアのラインアップを、岩波書店のHPで見ましたが…
「レ・ミゼラブル」とか「戦争と平和」とか「魔の山」とか、定番が多いのが欠点。
(ま、当たり前といえば当たり前なのだが)
これから買いたい本には、なかなか出会えないだろう…
と思ったら、ありました! 「クオ・ワディス(上)」と「伝奇集」の2冊です。
・ 「クオ・ワディス(上)」 シェンキェーヴィチ作 木村彰一訳
→ 古代ローマを舞台にした歴史小説。めちゃくちゃ面白いと評判。
(上)・(中)・(下)とまとめて買いたいが、フェアの対象は(上)だけ。
・ 「伝奇集」 ボルヘス作 鼓直訳
→ 南米文学が誇るボルヘスの代表的短編集。「バベルの図書館」は有名。
以上の2冊は、他の文庫では読めません。
次は、岩波文庫でしか読めない本のフェアをやってほしいです。
さいごに。(運動会の練習)
娘は、かけっこの練習で、隣の子に勝てたと言って、喜んでいました。
でも、よくよく聞いてみると、隣の子はビリだったということです。
運動会は次の土曜日です。
雨が降らなければいいのですが。
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