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2013年6月に読んだ本

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やっとこさ、6月までたどりつきました。 本は図書館で借りているのですが、この頃からお昼休みのシフトが変わり一人昼食になったので、昼休みが読書タイムとなりました。だいたい1週間で1冊読破、往復のバスの中では読まないので本も会社に置きっぱなしで身軽だし。何より、本を読み出しておもしろいとついつい夜更しをしてしまう性質なので、睡眠不足にもならずによいのですよ。

舟を編む

舟を編む

  • 作者: 三浦 しをん
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2011/09/17
  • メディア: 単行本
これも直木賞受賞したくらいに予約してたので、やっとこさ、な感じです。主人公の馬締は松田龍平、あまちゃんのミズタクイメージで読んでました(笑) いやぁ、辞書を作るって大変なんですね、それが丁寧に描かれていておもしろ(興味深いの方ね)かったです。 ★★★★☆
女の庭

女の庭

  • 作者: 花房 観音
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2012/11/22
  • メディア: 単行本
京都の女子大のゼミで一緒だった34歳の女性5人が教授のお葬式で再会したことをベースにした、連作オムニバス。多分、この京都の女子大ってかうぞうが卒業した女坂の上にある学校の気がするんですよね。 5人そろいもそろって性的なトラウマっつうか嗜好つうか色々あるもんだわ、と思うのですが、作者が団鬼六賞大賞受賞されてるそうですし、京都独特のしがらみとか情念みたいなのが描かれてると思います。 WOWOWとかでドラマになりそう(笑) ★★★☆☆
マタニティ・グレイ

マタニティ・グレイ

  • 作者: 石田 衣良
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2013/03/01
  • メディア: 単行本
時代の世相や空気なんかをいつも巧く描いている石田衣良、今回のテーマは妊娠と出産。それをとりまく仕事を続けるかどうかとか、そういうもんなんですけど、主人公がロハスな女性誌の編集者とフリーのカメラマンの夫、女性は結構収入もいい、やり甲斐を感じている、もうちょっと普通な人が主人公の方が共感を得られそうだけど、それじゃあ絵にならないのか・・。 マタニティーブルーじゃなく、マタニティーグレイって、子供が欲しいと思ってて出来たわけじゃない主人公の心境とか色々問題が出たり悩んだりがうまく表現されてる言葉かも。 ★★☆☆☆(2.4くらいかなぁ、かうぞうの立場だとふーん、へぇーな部分も多くて)

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