とても穏やかで、気持ちが温かくなる作品です。
静かに、そしてなにげなく、
でも、わかってほしい・・・。
保育士と保護者の間柄だけの存在が、
日常の様々な出来事によって、
少しずつ心が揺れ動いていく。
ありがちなお話ですが、
とても、かわいくて、和みました。
保育士として、保育園の年中さんを受け持つ美南。
シングルファーザーで、息子を園に預ける隆平。
絵本の話が、きっかけで、
隆平の張り詰めていた雰囲気が、
少しずつ和らいでいった。
子どもたちを第一に考え、
日々、過ごしてきた美南。
隆平に、夢中になるシングルマザーのマリ子を横目に、
静観していくつもりだった。
保育園では、様々な出来事が起こる。
その度、美南の傍らで、事の解決に力を貸してくれる隆平。
まさか・・・ね。
ある日、隆平が風邪をひいて寝込んだ。
保育士という立場上、
保護者と密に接してはならない。
しかし美南は、気が気ではなかった。
一方の隆平も・・・・。
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