シリーズ3作目。
店主栞子と店員五浦の本にまつわる物語。
読書好きが先を読みたくなる流れで一話一話楽しく
読めます。
第一話は、古書交換会で他の書店が落札した「タンポポ娘」が
会場から消えてその疑いがビブリア書店に向けられて犯人を
探す栞子。
第二話は、題名のはっきりしない絵本みたいな本を探す手伝いを
頼まれたふたりが仲たがいしている娘と母親の間を取り持つ話。
第三話は、お得意様から部屋から盗まれた本を
探す依頼を受けたふたりが犯人を探す話。
電車の中で僅かな時間で一話読むことができます。
興味のあるひとにはお勧めです。