レココレの最新号(2013年10月号:ボブ・ディラン「セルフ・ポートレイト」特集)と月刊誌「将棋世界」を買いに近所の新刊書店さんに出かけたら、古本市が開かれているのに偶然遭遇しました。
戸田書店の紹介記事(リンク切れの場合ご容赦)
出店のひとつ、水曜文庫のブログ記事
いろいろ面白いものがある中、こんなものを拾ってきました。
コロムビア邦楽レコード目録 1957年度
昭和31年12月1日印刷 昭和31年12月5日発行 昭和31年12月発売までの新譜レコードが掲載されたカタログ。 新書判より少し大きい、おおよそ160ページくらいの冊子です。 冒頭に、LP、EPレコードの特質・取扱についての説明、高忠実度(High Fidelity)レコードの技術的解説が載っていて、なかなかマニアックな内容です。 その後に続くレコードカタログですが、ジャンル分けがこれまた面白い。 (「小唄舞踊」と「舞踊小唄」って、どう違うの?) 巻末には「コロムビア専属芸術家小伝」として、つまり専属アーティストの紹介ページがあるのですが、これもいろいろ発見があって興味が尽きません。 例えば美空ひばりさんと島倉千代子さんがほぼ同い年(ひばりが昭和13年5月生、お千代さんが昭和13年3月生)であるとか、「名子守役」(名子役ではない)として当時10歳の松島トモ子さんが載っているとか。 わりと昔から文庫の目録とかが好きな私。この目録に載っている範囲のレコードを蒐集するつもりではありませんが、文化史の側面として眺めているだけでも楽しいです。
昭和31年12月1日印刷 昭和31年12月5日発行 昭和31年12月発売までの新譜レコードが掲載されたカタログ。 新書判より少し大きい、おおよそ160ページくらいの冊子です。 冒頭に、LP、EPレコードの特質・取扱についての説明、高忠実度(High Fidelity)レコードの技術的解説が載っていて、なかなかマニアックな内容です。 その後に続くレコードカタログですが、ジャンル分けがこれまた面白い。 (「小唄舞踊」と「舞踊小唄」って、どう違うの?) 巻末には「コロムビア専属芸術家小伝」として、つまり専属アーティストの紹介ページがあるのですが、これもいろいろ発見があって興味が尽きません。 例えば美空ひばりさんと島倉千代子さんがほぼ同い年(ひばりが昭和13年5月生、お千代さんが昭和13年3月生)であるとか、「名子守役」(名子役ではない)として当時10歳の松島トモ子さんが載っているとか。 わりと昔から文庫の目録とかが好きな私。この目録に載っている範囲のレコードを蒐集するつもりではありませんが、文化史の側面として眺めているだけでも楽しいです。