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加瀬英明のイスラム・ノート―はじめての中東入門

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加瀬英明のイスラム・ノート―はじめての中東入門

加瀬英明のイスラム・ノート―はじめての中東入門

  • 作者: 加瀬 英明
  • 出版社/メーカー: 幸福の科学出版
  • 発売日: 2013/08/31
  • メディア: 単行本
序章 イスラム教とは何か      ――日本人が知らないイスラム基礎知識 第1章 アラブの「冬」がやってくる!      ――民主革命で混乱する諸国の実態 第2章 イスラムの危険      ――狙われる日本人 第3章 大きく変わるアラブの国々 第4章 これまでのイスラム、これからのイスラム      ――世界の宗教対立に終わりは来るのか 終章 イスラムの未来 ------ うーむ、勉強になります。 イスラム教について全く知識が無い人は、キリスト教とイスラム教、ユダヤ教は、全然違うものと考えているかもしれません。 ただ、そんな事は無くて、 旧約聖書の段階で完結しているか、 新約聖書の段階で完結しているか、 コーランで完結しているか、 その違いによって、 ユダヤ教 キリスト教 イスラム教に分かれているに過ぎません。 本来、同じ神々からの啓示なのですが、地上の人間が、その事について理解が出来ないため、それらが別のものとして認識されている。 これがまず、それらの宗教の違いと同質さを探る大きなポイントでしょう。 また、 ユダヤ教、キリスト教は、現代の資本主義社会、自由民主主義的な社会に対応する柔軟さを持っているようですが、イスラム教に関しては、今一つ、適合が難しくなっています。 しかし、中世のヨーロッパの暗黒時代には、逆に、イスラム文明が花開いていた時代もあった。 だから一概に、イスラム教だと文明が栄えないとは言えない。 アラビアン・ナイトを謳歌していた時代もあったのです。 今は遅れをとっているだけとも言えるだろうか。 キリスト教における宗教改革と同じものがイスラム教にも起こっていたら、また違った世界が展開していただろうが。 現在、中東では、各国が揺れている。 民主化、テロ、意見の対立。 なかでも、イスラムの原理主義が一番過激で、民主化したとしても、原理主義政権が樹立されてしまったら、はっきり言って、独裁政権と変わらないかもしれない。 中東、イスラムにおける正義のジャッジメントは非常に難しいところがありますので、 アサド大統領守護霊霊言における大川総裁の判断を待ちたいと思います。 おおっ、Liberty Web に一部出ている。 いずれにせよ、この本は読んでおく価値がある本です。

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