見損なっていただけかもしれません。辻村深月 さん、以前読んだ「凍りのくじら」の印象が良くなくって。以後彼女の作品は拒絶してしまって。でもこの作品の書評が良くって、読んでみました。
読んで良かったです。泣けました(最近おかしいくらい涙ぐみます)。友達って、幼馴染みって、やっぱりかけがえないものだということを再認識させられました。まああまりに都合が良すぎる展開なんですが、そこは目をつぶって。青春小説として誰にでも勧められる作品です。ただ、この2カップルの各関係がどうなったのかは教えて欲しかったなあ。なにか彼女の他の作品ともリンクしているところがあるらしいから、そこに書いてあるのかもなあ?
ああ、もうちょっと前だったら、甘っちょろい作品と感じたかもしれませんがねえ、イヤになっちゃうなあ・・・
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「島はぼくらと」
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