今日ご紹介するのは、この本。
- 作者: 千田 琢哉
- 出版社/メーカー: あさ出版
- 発売日: 2013/01/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
サラリと読める本です。
でも言葉が鋭利なので、グサリと心に刺さります。
たとえば、こんな感じ。
「惰眠を貪ったことで一分遅刻した犯人は、
相手の命を軽く見ていたことに他ならない。
一分遅刻した人は、例え現行の法で裁かれなくても、立派な犯罪者なのだ。
一分遅刻しないのはもちろん、一分遅刻する人に近づくのをやめよう」
一分の遅刻で泥棒、犯罪者呼ばわり。
これがエグゼクティブと呼ばれる方々の時間感覚なんですね。
私、友人との待ち合わせに、時々遅刻することがあるので
心に冷や汗をかきながら読みました。 - この本では時間を無駄にする行為に対して
「あなたにはそんなことをする時間は一秒も残されていない」
と徹底的に批判し、改善策を提案します。
例えば、仕事の話が長引かないように、
「立ったまま打ち合わせを済ませる」。
会社の研修だろうと、自腹で申しこんだセミナーだろうと、
「つまらなかったら即抜け出す」。
もちろんプライベートでも
「飲み会は一次会で消える」、「買った本は全部読まない」など。
普通なら「ま、いいか」で済ませてしまいそうな
わずかな時間ですが、これが毎日積み重なると
一月単位、年単位では相当な差がつきそうですね。
「営業マンのセールストークを断れなくてついダラダラと聞いてしまう」
「習い事を我慢して続けてる」
「ランチの行列に並んでしまう」
など、なんとなく時間を有効に使えてないな…と感じている方に
おすすめです。
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