6x4枚の切手シートがあります何回切り離せば
切手は1枚ずつになるでしょう。と本の表紙に
問題が出ていました。(重ねて切ることはNG)
そして、本の裏側に回答が23回と書かれていました。
切手をばらばらにすると切る回数が切手の枚数(24枚)より
一だけ少ない数になることがわかります。
同じような問題としては、サッカーの試合を8チームのトーナ
メント戦で行う場合、全部で何試合行われるか。
これも一だけ少ない数になると知っていれば7試合と即わかります。
なんとなく興味があり読んでしまいました。
数学がおもしろいものであることを以下のように説明しています。
「数や形」は概念ですと書いてあります。
「色彩や感情」も概念ですと書いてあります。
概念はわたしたちが頭の中で考え出したものなので
思考の中に存在すると書いています。
しかし「数や形」が「色彩や感情」と決定的の異なることは
「みなが同じものをイメージできる」と書いています。
一という数、点という形は誰にとっても同じである。
ところが「色」は赤という色をイメージしてくださいといっても
十人十色で同じ赤でもひとにより思い描く赤が同じでないと
書いています。
おもしろい例題を紹介します。
ヒマワリの花の並び方は、右回りと左回りがあり数のらせんを
調べると「5.8.13.21.34.55」となっていて規則正しく並んでいる
ことがわかるそうです。
その規則は「その数の前にある二つの数の和」になっている。
5+8=13, 8+13=21, 13+21=34
ケーニヒスベルクの橋の問題で7本の橋を一度ずつ渡ってもとの
場所に戻ってくることができるかと問題が出されています。
ヒントは、一筆書きができるかどうかです。
スマートフォンのロックを5本の直線で一筆書きができるか。
4本ではどうかなど。
興味をひく題材が一杯書かれています。
たしかにおもしろいので興味あるひとにはお勧めです。
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