・高嶋哲夫著。 ・首都直下地震シミュレーション小説『M8』の続編。 ・マグニチュード8の直下型地震が首都圏を襲った"平成大震災"から7年の月日が経過していた。瀬戸口、松岡、河野はそれぞれ地震学者、自衛隊員、防災担当副大臣として活躍していた。 ・『唯一予知できる地震』とされる東海地震の予知情報が発令される。果たして発生する東海地震。そして連動して発生した東南海・南海地震は三連動地震となって未曾有の大津波を発生させる。 ・地震学者、自衛隊員、防災担当大臣、総理大臣、建設会社社長、市役所職員、国際サーフィン大会の実行委員、原発作業員、米軍原子力空母艦長。。。それぞれが直面する危機。彼らは、そして日本はこの難局を乗り越えられるのか。。。 ・2011年3月以前に読んでたら、『小説家はフィクションをリアルに描くなぁ』という感想だっただろうけど、東日本大震災を経験してから読むと『人間の想像力には限界があるなぁ』になる。 ・あと、政治家とか一般市民を馬鹿に描きすぎな点も気になりました。
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