・うちの執事が言うことには8/高里椎奈 角川文庫
主従の絆が試される、上流階級ミステリシリーズ8巻目。 いつものように、本編(事件)が3つに幕間が1つ。 シリーズ8巻目ともなると、最初のぎくしゃくした二人があまり感じられない。 お互い、腹が立つことはあっても、すぐに切り替えられる。 それはいいことなんだけれど、なんか、つまらない。 先代執事の鳳と先代当主の父に比べると、まだまだな二人だけどね。 1つめの話は、花穎が別荘に招待される話。 これが、初旅行。 でも、到着早々に火事に見舞われる。 当主のことを思ってのことだけれど、上流階級もたいへんね。 2つめの話は、花穎の入学式の話。 花穎の行く美大って、私立ではなく都立だったんだ。 知らなかった……。 公立でもいろいろ援助できるんだね。 視覚ではなく文章だから、どういう舞台装置になっていて、どんな違和感があったのかは体験できないので、花穎の目にどう映っていたのか私にはわからない。 挿絵もないからなぁ。 友人もでき、鳳にも見守れ、大学生活をおくれそうだね。 幕間は、花穎のことを尊敬している5歳の頼長くんの話。 不動産王の孫としてのプライドを持って頑張る頼長くんが、頼もしくもあり、可愛い。 彼がどんな経験をしてどんなふうに成長していくのか、楽しみ。 3つめは、鳳家の墓が荒らされる話。 衣更月ではなく赤目のところの二人が、事件の真相を探る花穎の手助けをする。 ここまで書いてきて、やっぱり衣更月と花穎の二人揃っての活躍が、少ないや。 3つめの話は衣更月が見守り(ちょっと言い方が違うかも)、2つめの話は家のものには入学式で倒れたことは内緒にし、事件を解決するために父親に頼った。 1つめは、衣更月に内緒で別荘を抜け出し赤目と火事の現場を探った。 うーん……。 次巻は衣更月の活躍を願う。 ★★★☆ シリーズはこちら↓![[まとめ買い] うちの執事が言うことには(あすかコミックスDX) [まとめ買い] うちの執事が言うことには(あすかコミックスDX)](http://ecx.images-amazon.com/images/I/C1%2Bk4QWHvdS._SL160_.png)
[まとめ買い] うちの執事が言うことには(あすかコミックスDX)
- 出版社/メーカー:
- メディア: Kindle版









