読書記録(抄録)2013年8月分です。
▼読み終わった本
*「『時刻表』はこうしてつくられる―活版からデジタルへ、時刻表制作秘話 」
時刻表編集部OB・著、交通新聞社新書
「時刻表」はこうしてつくられる―活版からデジタルへ、時刻表制作秘話
- 作者: 時刻表編集部OB
- 出版社/メーカー: 交通新聞社
- 発売日: 2013/06
- メディア: 新書
*「NHKスペシャル 生活保護3兆円の衝撃」
NHK取材班・著、宝島SUGOI文庫 放送された番組(NHKスペシャル)は見ていなかったので、結構初めて目にする話を多く、考えさせられました。 現在の生活保護制度が、「抜け出しにくい」システムになっている話や、いわゆる「貧困ビジネス」との闘いなど、耳にしてはいたものの、詳細を読んでみると、改めて「これはなんとかした方がいいのではないか」と思わざるにはいられませんでした。 ▼読み終わった本
*「指からわかる男の能力と病」
竹内久美子・著、講談社+α新書 「利己的遺伝子」の話を分かりやすく紹介してくれる竹内先生の最新刊。 「薬指の長さ」(人差し指との比率)と(胎内での)「男性ホルモンの量」の話は、これまでにも読んでますが、最近は具体的研究が各国で行われるようになっているということで、より説得力のある内容でした。 ▼読み終わった本
*「衆愚の病理」
里見清一・著、新潮新書 著者は肺がんを専門とする現役の医師。 もとは雑誌に掲載された文章だそうですが、とても考えさせられました。 帯の裏表紙側の文章を一部紹介すると… 「プロフェッショナリズムが尊重されず、素人が前面に出るような時代は、それこそ碌なものではない。素人は100%の白黒を要求するが、プロフェッショナルはそんなことは無理だと分かっている。なぜならばプロは素人が見たがらないことを見、知りたがらないことを知っているからである。」 いかがでしょうか? ▼読み終わった本
*「漢字の社会史: 東洋文明を支えた文字の三千年 (読みなおす日本史)」
阿辻哲次・著、吉川弘文館
漢字の社会史: 東洋文明を支えた文字の三千年 (読みなおす日本史)
- 作者: 阿辻 哲次
- 出版社/メーカー: 吉川弘文館
- 発売日: 2012/12/10
- メディア: 単行本
*「日本人のテキトーな英語 ホントにわかって使ってる?!」
デイビッド・セイン著、だいわ文庫 セイン氏の本、いろいろ読んでますが、いつも勉強になります。