ちきりんさんの本
がこの本を下敷きにしているようなので読んでみた。
<内容>
未来の働き方に影響を与える要因を
・テクノロジー
・グローバル化
・人口構成
・社会(家族)のありかたの変化
・エネルギー環境の変化
の5つとし、バッドシナリオとグッドシナリオで具体例を出している。
それに基づいて、
・知的資本としては連続スペシャリスト
・情緒的資本として経験を
を詳しく述べている。
<思ったこと>
職住近接で、バッドシナリオでさえ「そう悪くないな」と思ってしまった。
職住近接になるのは移動にかかるエネルギーが高騰するためとしているのだが、ここまで深刻になると予想されていることにかなり驚いた。
また連続スペシャリストの話に関して、具体的にジャンルが指摘されていたことと、その仕事が好きであることが挙げられていたのが意外だった。
もっとも、前者は予測というよりこれはもう実際に始まっている事態だというのと、後者は好きでなければ到底徹底的にやり続けることはできないというのを考えてみれば、当然のことなのかもしれない。
「カリヨンツリー型のキャリア」という言葉があり、カリヨンツリーを検索してみると、この本に関することがずらずらと検索結果に表示された。
この本、とても多くの人に読まれているんだな。