『死生の課題』
藤本浄彦(浄土宗、宗教哲学)
人文書院(1996)
ナモ・ミターブッダーヤ
阿弥陀仏は耳を傾けて、
私の名を唱える者がいるのではないかと、
夜昼、いつも耳をそばだてていますよ。法然
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震災は天罰だと言った外国の大統領もいますが、とあるが、
東京都都知事も言ったような……
短い生涯で充実した仕事をした人がいるというが、
統計的には長寿の人間が圧倒的に多い。
それと仏教研究者の物理学理解は底が浅い。
自分の都合のよい部分を切り取っているだけ。
・今日の一言(本文より、宮田隆)
あらゆる生物が死ぬ定めにあるわけではなく、多細胞生物のみが死ぬ定めにある。
모든 생물이 죽는 운명이란 것이 아니고 다세포생물만이 죽는 운명이다.
不是所有的生物注定要死去,只有多细胞生物才注定要死去。
Not all creatures are destine to die, only multicellular organisms are destine to die.
Not all creatures can die naturally, only multicellular organisms can die naturally.
Not all creatures have life span, only multicellular organisms life span.
『法然:日本人のこころの言葉』
藤本淨彦(浄土宗、宗教哲学)
創元社(2010)
夢を見る原因五つ:
天仙神鬼呪術薬草による。
先に経験したこと。
吉不吉が生じるかかわり。
深く考えたとき。
体調不良
法然が仏書を読まなかった日。1182年7月。51歳
学問するについて、新しく多くの教えの中から、
最も自分の心にかなったものを見出して選んで学ぶことが極めて大切です。
深く掘ろうと思えば広く掘りはじめよ。
病は善知識なり。永観
私は、たとえ死刑になっても、このことだけはぜひとも言わなければなりません。
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さすが智慧第一と言われただけあって、
学習法とか読書法にまで言及しているのが面白い。
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死生の課題(仏教大学四条センター叢書 (2))
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