まえがき 1 民主党・海江田万里代表の「本心」を探る 2 民主党大敗の要因 3 「原発」「アベノミクス」についての本音 4 「消費税増税」に対する警告 5 「日教組」や「自治労」への偽らざる気持ち 6 「憲法改正」と「外交」に関する立ち位置 7 「河野談話」「村山談話」をどう考えるか 8 「国防強化」をめぐる持論 9 「民主党の行く末」を語る 10 日本と中国の「未来」を占う 11 過去世に見え隠れする「強みと弱み」 12 「弱さ」が悪を生まないことを望む あとがき けっこういると思うんですよね。 自民党が嫌だから、自民党で立候補できないから民主党で立候補したとかね。 まあ、アメリカの共和党と民主党の二大政党制みたいなものができるんじゃないかという事で日本の民主党もできたんだろうけど、ホント、沈没してしまいました。 民主党を支える人々の一時のフィーバーぶりは、何だったのでしょうか? いや、日本の空気のような政治は終わりにしたいものだ。 民主党でまだ政治家やっている人々は、救命胴衣を着ながら大西洋の海の上を漂流しているような感じだろうか。 基本的に政党は、それを支えている人々が、どういった人々の集まりか? という事が土台とならざるを得ない。 結局、日本の民主党は、「考え方の柱がどこにも無かった」という事でしょう。 「何のために我々は存在しているのか?」 この簡単な問いに答える事ができなければ、政党を作っても意味が無いという事だ。 「日教組」などに支えられて政治家になったとしても、本当の幸福はそこには無いのだよね。 日本の民主党はもう御臨終でしょう。 鳩山、菅と、本当に日本の歴史上、信じられないくらい常識知らずで無能な政治家を輩出してしまったので、もう駄目だね。 海江田さんが、どう持ち上げようとしても、人々の記憶から鳩山、菅の姿が無くならない限り無理ですわ。 そもそも日本の政治システムで馬鹿馬鹿しい事は、与党の意見にことごとく反対する事によって、その存在意義を持とうとする野党が多すぎる。 何がこの国にとって大事な事なのかを真剣に考えるでなく、党の存続とか、自分にとって有利か不利か、バックの圧力団体の支持、それを考え過ぎるのだろう。 しっかし、海江田さんも、自分の本心に嘘をついて、よくやれるものだ。 政治家はやはり根本的には、自らの心の奥底の真理の基準がしっかりしている事が大事だろう。 そして、心底正しいと思う事であるならば、最後は多数決の理論に反する事も主張しなければならない。 単なる人々のご機嫌取りではなく、人々にインディペンデンスの精神を植え付ける事も仕事のうちだと思う。
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