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鉄道デザインEX 07

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IMG_2173a.jpg 今日手元に上画像の新刊「鉄道デザインEX 07」が届いた。半年毎に発刊されるため、忘れた頃に発行される感じであるが、7号ともなれば創刊されて3年半が経ったのだ。時の経つのは早い。 さて、今号の特集は「鉄道車両の色彩」である。首都圏の通勤電車が茶色の73系から101/103系になってラインカラー化と共に鉄道車両に鮮やかな色彩が施されたのはご存知の通り。今号では3つの記事を通して鉄道の色彩を紐解いている。 毎号様々な鉄道デザインに斬り込んでくる同誌であるが、私個人はデザインとはちょっと距離を置いた記事が今号では目に留まった。それは「東京モノレール秘話」や九州の池島に今なお残る人車の記事、更には「鉄便!」(駅舎に隣接する独立したトイレ建築のこと)についての記事が印象に残った。これらを読んでみると、鉄道という世界は、とてつもなく裾野が広く奥の深い世界であることが再認識できる。もはや同誌はデザインの領域を越え、鉄道文化誌という趣になってきたようにも感じて来た。従来の鉄道誌とは異なる視点で鉄道を斬る誌面であることに更に磨きがかかって来た。そんな印象を持った07号である。 上画像表紙に出ているE03形は、特にここの読者には気になるところと思うが、今号から連載開始の「世界の鉄道博物館めぐり」から。栄えある第1回はニュルンベルクのDB Museumである。 拙奮闘記も連載7回目を迎え、社会的にはベルリンの壁崩壊、私はドイツの美大で最初の課題に取組み、当然のことながら、その結果も出たところ....。

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