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BL小説「公爵様の羊飼い 3巻」 (秋月こお)

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公爵様の羊飼い3 (キャラ文庫)

公爵様の羊飼い3 (キャラ文庫)

  • 作者: 秋月こお  画:円屋榎英
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2013/04/27
  • メディア: 文庫
【あらすじ】
羊飼いに身を落とした愛する人を自分の騎士にしたい──。 誇りと忠誠を剣に捧げる騎士と、公爵家子息の波乱の恋、ついに完結! 拉致された母の行方を追って、旅に出た公爵家の子息フリードリヒ。危険な旅の頼もしい従者は、母の元騎士で羊飼いに身分を落とされたエラム卿と、城の守備隊長だったドノバン。けれど二人は、同い年で腕も互角の犬猿の仲。エラム卿に片想いしていたフリードリヒだったけれど、ある日、エラム卿から「好きです」と告白されてしまう。敵地に入り、緊迫した状況の中で、フリードリヒに横恋慕するドノバンは、嫉妬から不穏な動きを見せ始めて!? (キャラ文庫・徳間書店より)
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 作品お気に入り度 ★★★☆☆ 挿絵お気に入り度 ★★★☆☆ 感想。。。 全3巻。 がっつり読めたー!! BL視点だけでなく騎士物語としても物凄く読み応えあってとても面白かったです。 フリードリヒの母親をめぐっての戦いはようやく解決したものの、エラム卿とのハッピーな時間が読めるまで、また時間経過あったし、最後の最後までハラハラだった。 でも読後は気分爽快! “若さゆえの・・・”のフリードリヒの良さも明るさも、そして過ちも・・・。 物語最初から最後まで、フリードリヒという人物の言動がブレる事無く、とても好感持てました。 母親も無事で良かった。 意外にさっぱりしていて、ビックリだったな。 でもこれくらい強い人でなければ、あんな風に生き延びてはこれなかったのかも。 ただ、ドノバンだけが少し気の毒。 てか、自業自得と言われればそうなのだけれど、でもなんか憎めないキャラだったんだよねー。 ワタシの視点では“アクの強さ”でいくと、エラム卿よりずーーーーっと存在感あるキャラでした。 フリードリヒに恋心さえ抱かなかったら、最高によい友になっていたはず。 ・・・ま、最終的にはそのポジションで落ち着いたようなので、ヨシなんだな。 欲を言えば、もう少しフリードリヒとエラム卿の甘い時間も読みたかったかなとも思うけれど、とにかく長く険しく厳しい母親探しのフリードリヒの冒険物語は大団円でハッピーエンド!! 彼の後世も書かれていて、充実した人生を送っているんだなと実感も出来てヨカッタです^^ 円屋榎英さんのイラストも全て美しかった!! 円屋さんのイラストだから、ドノバンも憎めずにいたの・・・かも(笑) ***** シリーズ既読感想 ・公爵様の羊飼い(2)公爵様の羊飼い(1)

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