『一生モノの勉強法』 鎌田浩毅(ひろき) 2009/04 著者は京都大学教授。専門は火山学。 学生・社会人の勉強法に関する本。 勉強は場当たり的にするのでなく、戦略の下にするもの。 仕事でよい成果を残すには、①仕事に関する知識を習得する ②とりあえずアウトプットしていく ③周囲の人を引き付けるため、人間的な魅力(幅広い教養)を磨く。 仕事のための勉強に必要な能力は、①コンテンツ力 ②ノウハウ能力 ③ロジカルシンキング能力。 何を身につけるべきか、好きなこと探しする前に、自分の得意分野と不得意分野を冷静に判断する。 「努力すること」がきちんとできるようになれば、たいていのことは成就している。 勉強中は徹底的に引きこもる。1日のうちで本当に集中して頭を使うことができるのは、せいぜい1時間。 飲み会は2時間まで。就寝時間をすぎて勉強してはいけない。優先すべきは睡眠時間。 「読む力」がすべての勉強の基本。本は今も昔も最も効率の良い勉強の手段。 本は見つけたときに買うのが原則。書店の本は生鮮食料品なみのスピードで入れ替わっている。
↧