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なんでやねん?ドラキュラ!2013

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第二章                    野望 レンと香・・運命の悪戯で引き離された・・母と子! 今・・その二人の糸が長い年月を辿り・・交わろうとしている・・・・。 感動の再会まで・・あと・・一歩?? ジイ「さぁー!レン様・・香様のところへ・・参りましょう!!」ジイは優しく・・レンの背中をそっと・・押した。 レン「あぁー!行くか・・・。」レンは・・母・・香のいる部屋へ・・不安げに歩き出した。 家老「香様・・ファンの子供が・・そろそろ? んんーん? えっ・・ぎょぎょぎよ!! おまえはセバスチャン!!ぬぉおおおおおお!なんでおまえがいるのだぁああああああ!!    今度はどんな・・悪巧みを考えて・・やって来たのだ? 子供をだしにして・・騙して此処へ入って来たのか? 良くも抜け抜けと此処へ・・香様の前に現れたものだ!   アイツ(タン)のせいで・・香様がどれだけ悩んで苦しんだことか・・解っているのか!! このー北問田ー!!!ふざけた名前をしやがって・・!!!   また・・迷惑かけに・・きたもんだ?かぁーああああああああああああ!!ぜぃーぜいー!」過労はジイを見つけるなり・・動転してしまった。 ジイ「これはこれは・・相も変わらず騒々しいお方だ・・過労殿!ぶぶぶ! 迷惑を掛けにきたなどと・・とんでもない? 今日は香様に大切なお方をお連れしたのです!ごほん・・げほん。    さっ・・レン様! 香様の前へ! 香様にお顔を良く見せて上げて下さい!!ふふふ!」ジイの後ろにレンが隠れている!笑 香姫「顔を見せて・・レンちゃん! 恐がらなくてもいいわょ・・何もしないわ! まぁーあ!可愛いー!!食べちゃいたいくらい可愛いーいわぁー!!ふふ!!」レンの顔をじぃーつと見ている! レン「レンと申します・・・・・・。おかぁーたまぁーああああああああああああああああああ!!」レンは冷静を保とうとしたが感情が堪え切れず・・香にお母さんと叫んでしまった!爆 ぶぁこーんんんんんん!!!!!!!!!レンが叫んだと同時に顔面に・・強烈な猫パンチが炸裂した??? 香姫「・・・・・・・・・・?? 何々・・?お母様・・・って?? この子・・? 何・なに・ナニ?」香は余りの驚きで反射的に猫パンチを繰り出してしまったのだ!汗 レン「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」レンもまた・・唐突な猫パンチにショツクを受けて・・頭が真っ白になってしまった! ジイ「二人とも・・冷静に冷静に・・驚くのも無理はありませんが・・・香様・・このレン様は間違いなく・・貴方がお産みになった・・あの赤子です!生まれてすぐにタン様が他の時代に・・ ・・・連れ去りましたので・・・お顔も覚えてはいないでしょうが!貴方のお子様です!しっかり・・抱きしめてあげて下さいませ!」ジイは香姫に・・語りかけた。 香姫「名前・・レンと言うの? 良い名前ね・・あの人が付けたの? どこに居ても離れていても・・繋がっている・・連・憐・煉・恋・・レン!! 初めて知る・・自分の子供の名前!   レン・・素敵な名前!! さっ・・もう・・猫パンチはしないから・・怖がらないで・・こっちにいらっしゃい! よく・・顔を見せて・・お願い!!!」香の大きな瞳が少し潤んでいる。 レン「・・・・・・・・・・・・・。は・は・・う・・え?」レンはおそるおそる・・香に言った。香の大きな瞳に・・懐かしさと大きな優しさをレンは感じ取った!レンの胸が熱くなった。 レンと香は・・互いの眼を見つめ合い・・強く強く抱き締めた・・温かな母の温もり・・優しい香り・・・・・・・・・・。 ジイ「むふふ・・めでたし・・めでたし・・ですな・・過労殿! ん?いない・・・??何処へ?」家老の過労は・・事態を危惧し・・藩士達を集める為に席を外していた? 香姫「セバスチャン・・有難う!レンを連れて来てくれて・・本当に有難う!心からお礼を言うわ! で・・・お土産は何?」興味対象が切り替わった?? ジイ「はい!ちゃんと・・お持ち致しました!超プレミアムの血液50%入りのワインで御座います!笑 QイーンのF・まぁーくんの血入り!Vヘレン(西川じゃありません)のジャンプ記念の・・   特別ボトル?女優かとりーぬ・どーしたの!血入りラベル!最後は目玉商品のおーどり・へくしょんのろーそんの祝日を記念したプレミアムワインで御座います!自慢! おーどりの血は・・   妖精の血とまで囁かれて・・オークションでも中々・・手に入らぬ貴重な品で御座います!えっへん! 血も80%の高濃度で200㎜?ラベルで1億の価値が御座います!!   では・・今・・出しますので少しばかりのお待ちを・・・・・。レン様・・レン様・・ポケットの中の品を出して下さい!」レンは一人いじけていた!爆 レン「ポケットの品? んん?そんな物・・在ったか? あら・・これか?」レンのポケットの中にサイコロの様な物が入っていた? ジイ「それで御座います・・では・・ぽちっとな!」サイコロの様な物が見る見る大きく膨らんで・・大きな箱になった? 香姫「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!凄い!ぶぶぶ!」香は興味身心だ・・眼が箱一点に集中している?レンの事も忘れているのか??? ジイ「これは圧縮サイコロと呼ばれる・・箱で御座います・・最新の技術で時間をも圧縮します・・中の商品は時間の圧縮と共に1000気圧の圧力を掛けてゆっくりと収縮させています!   あとは・・その逆の順序で解凍すれば・・ほれ・この通り!えっへん!! そんじょ其処らの物とは物が違います!笑 前回の猫耳グッズは大変・・お気に入りだったと伺っていますが?」 香姫「ふふふ・・前回の猫耳はとても好きで良かったけど・・付けていたら・・噂になってしまって大変だったのょ! 鍋島城に化け猫がでたと・・・ふふふ! 一時はお家騒動にもなって・・ ・・過労も・・噂を収集するのが大変だったって・・今でも私に言うのよ!笑 でも・考えれば・着物に猫耳は変よね・・ぶぶぶ!私・・猫・・凄く好きだけどね!」 ジイ「香様・・私めは・・香様が噂で猫の血を少し受け継いでいると聞いておりますが??」汗 香姫「はははは。。それこそ噂よ・・う・・わ・・さ!」香の大きな瞳が一瞬・・鋭く猫の瞳の様に変わった・・様な・・? 気がしたが・・・? 気のせい? レンは・・香姫とジイの会話に取り残されて・・部屋の片隅で小さく・・・いじけていた! そのころ城の広場で家老の過労が藩士達に・・不逞の輩を追い出せー!!と大きな声を挙げていた! さてはて・・・・レンと香・無事に感動の再会を果たしたのだが? タンの所在は・・いずこ?? まだまだ・・波乱が続きそうだ!笑 続く!笑                                          byなりぼ


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