オレたち花のバブル組　池井戸潤

バブル組シリーズ第２弾。ドラマもやっと溜めた録画を見た～第１部なんだけど、第２部のネタが出てたりしたな…でも結構忠実で違和感なくどちらも楽しめた。 巨額損失を出した老舗ホテルの債権を押し付けられる半沢。出向先でよそ者扱いをうける近藤。 二人はどう乗り切るか・・・ 「「人生は変えられる」(略)「だがそれには勇気がいる。いまのあんたはいじけたサラリーマン根性丸出しの、見苦しいオヤジだ。ノーに比べたら、イエスは何倍も簡単なんだ。だけどな、オレたちサラリーマンがイエスとしかいえなくなっちまったとき、仕事は無味乾燥なものになっちまうんだよ」(略)仕事は二の次で余暇を楽しめればいい、そう考えたこともある。しかし、一日の半分以上も時間を費やしているものに見切りをつけることは、人生の半分を諦めるのに等しい。誰だって、できればそんなことはしたくないはずだ。いい加減に流すだけの仕事ほどつまらないものはない。そのつまらない仕事に人生を費やすだけの意味があるのか？」