スノーケルシーズンになったので、各地ダイビングショップの海況情報の他、ヒリゾ浜の掲示板や海況情報は頻繁にチェックしている。
昨日の午後も掲示版を見ていたら、「数年ぶりにヒリゾ浜へ行きました。深夜駐車場で騒ぐ若者、吸殻ポイ捨て、浜辺のゴミなどが目につき、変わってしまっていて、残念でした。」(要旨)という投稿があった。短い冷静な表現の投稿で、非難中傷するトーンではなく、良識人の正直な感想という印象を受けた。私は、この掲示板が、集客に不利益な情報を削除するのに気づいていたので、この投稿がどうなるのか、注視していた。
そして、数時間後に見てみると、やはりその投稿は削除されており、ただ、それを見た人の「下の人も言っているように、確かにゴミが」「いや、ゴミはそれほど多くない。」等の書き込みがあった。そして、さらに数時間後、「掲示板を閉鎖します。」宣言がされていた。
今年のヒリゾ浜は、駐車場が午前4時に満車とか、常識では考えられない異常な事態になっているらしい。しかも、過去3年、8月末や9月の平日にしか行かない私が見た限りでも、年々、あまりガラの良さそうでない人や、ヒールのサンダルにビキニの女性とか、声の大きい外国人とかが増えてきており、私にとっては、余り行きたくない雰囲気になっている。
ヒリゾ浜は、確かに魚影が濃いし、透明度の高い時にあたれば、素晴らしい所だと思う。しかも、銛漁禁止が徹底されているので、他のビーチのように、すぐそばに銛を持った人がいて怖い、ということがないのは、良い点だ。
しかし、知名度が上がるにつれ、人も多くなれば、いろいろな人が来る。それ自体は仕方ないけれども、私には、極々まっとうに見えた、あの投稿を削除するというのは、言論統制の行き過ぎだと思う。営業している人たちは、そういう意見には、真摯に耳を傾ければよいのに。そう思っている人は、その投稿者だけではないはずだ。