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なんでやねん?ドラキュラ!2013

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第一章                   ・・・2 レン「ジイー!帰ったぞー!しかし・・世も変わったな・・夜だと言うのに煌々と明かりが付いている?コンビニ・・とか・・?   それと街を歩いていると・・人間の若い女に・・きゃー!可愛いー!! コウモリのマント付けてる・・僕?なんのコスプレ?だと・・・?? なんなのだ?   おまけに・・素肌を曝け出して・・血を吸ってくれと・・催促してるぞ? 俺にも血を選ぶ権利はあるのだ!!」ぷんぷん。 ジイ「レン様・・お帰りなさいませ!ぶぶぶ・・レン様・・鼻血が出ています・・ドラキュラとあろうお方が・・ぶぶぶ!」笑っている レン「うっ・・ジイ!いつもの持ってこい・・・・いつもの・・早く。」顔を下に向けている? ジイ「 只今・・コーヒーをお持ち致します! ブラックコーヒーを・・。」笑 レン「ちゃんと・・2個・・入れておけよ!! ジイ!」 ジイ「はい! ちゃんと・・入っています・・黒砂糖・・二つ! コーヒーに黒砂糖・・正しくブラックコーヒー?です!ふっふふ!」ジイは微笑んでいる。 レン「ジイ・・今・・笑っただろ・・やっぱり・・おこちゃま!だと思っただろ!」レンはムッとした・・・・。 膨れた顔がやっぱり子供だ! ジイ「レン様・・ジイはただ・・眠れなくなるのでは・・と・・思っただけです! ついでにミルクも入れてはと・・ぶぶぶ!」笑いそうなのを必死に堪えるジイ。 レン「むぅむむむーううううう!!オマエ・・俺を馬鹿にしてるだろおおおおおおおおー!!殺すぞぉーお!ジィーいいいい!!」ムキになるところが子供だ!笑 ジイ「ジイはホロスコープの様な物なので・・レン様には殺せません・・申し訳ありませんけど・・ぶぶぶ!」 レン「ぬぅううううう!! 解った・・もーうー!良いー! それより・・親父が作ったという・・ドラケン法?どら憲法?を俺に見せろ・・。」 ジイ「はい・・是でございます!タン様のドラケン法!」法典をレンに手渡した! レン「第一条・・飲んだらアカン! ???? なんやこれ・・? ドラキュラに血を飲むなと言うのか?? えっ??嘘・・? もし・・飲んだら??   蚊・・10万匹の吸血の刑?? ドラキュラが蚊に血を吸われるのか?? 何のこっちゃ??訳・・わからん? ジイはどう思う!」レンは混乱している? ジイ「私も最初・・見せて頂いた時は驚いて・・タン様に詰め寄ったのですが・・・・・タン様のお話を聞くうちに・・共感いたしました! 全ては一族の為!」 レン「だから・・なにがなんなのだ??? 答えろ・・ジイー!!!!!!口止めは俺が脅したと親父に言え・・オマエの身は俺が守ってやる!」ジイは静かに語りだした。 ジイ「タン様は・・密かに血の研究をしていたのです・・長年・・血を吸って生きてきたドラ一族の歴史を顧みた時・・どうやら人間の血の中には純粋な血ばかりでなく・・ ・・途轍もなく・・悪意に満ちた血がある事が判明したのです。 その結果・・一族の中には必要以上に性格が変わってしまった輩も御座います・・・。   人間で例えれば・・ドラッグ中毒やアル中のような物だと言えば・・お分かり頂けますでしょうか? 悪意に満ちた血を飲んだ・・一部のドラキュラが無暗に人間を襲い・・ ・・また人間もドラキュラを恐れ・・あの忌まわしいドラキュラ狩を断行した!惨劇と悲劇の始まりで御座います! タン様はその連鎖を断つために決断したのです!   タン様が一番・・憎んでいた人間共と共存することを・・・全ては・・一族の未来の為・・いや? レン様の為だと・・涙ながらに語って下さいました。」うぅうっ・・。 レン「あれ程・・人間を憎んでいた・・親父が・・人間と共生? んんんーん?納得・・出来んな? やはり・・直接・・あって聞くしかないな!ジイー!   タイム棺桶を用意しろ! 明日の夜・・江戸に行く!! 母上にも逢いたいしな・・・・。」レンは10歳の頃の母親の記憶しかない! ジイ「レン様・・私めも同行させて頂きます・・タン様に仕える・・セバスチャン・ド・北問田2世とコンタクトしなくてはなりませんので是非・・同行を・・。」 レン「わかった・・いざ・・江戸へ・・ぐぅーうううううううううう??違うか?」汗 続く!笑                               byなりぼ        


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