■こんなモノを観た
原作をようやく読むことが出来たので、封印していたこの映画を観ました。
監督がヘンリー・セリックということで、つまらないものにはならないだろう
とは思ったのですが、原作のあの独特な雰囲気をどう出すのかは興味ありました。
個人的にはヘンリー・セリック=ティム・バートンのコンピによる
「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」のような雰囲気の作品ならば
かなり原作のイメージに近いのではないかと期待したのですが、
実際のところはホラー要素の部分をかなり抜き取って、
よりエンターテイメントを重視したファミリー映画になっていました。
ヒロインのコララインにしても、原作よりも感情を外に出す
アクティブな女の子になっている気がします。
その点は少々残念なところもあるのですが、
純粋に映画の出来という部分では、原作のプロットを最大限に生かした
良質の娯楽作品に仕上がっていると言えるのは確かで、
子供にも大人にもオススメ出来る作品だと思います。
コララインの声を当てているのはダコタ・ファニングだったんですね。
天才子役少女ももう19歳。「トワイライト・サーガ」シリーズにも出てましたが、
最近ではちょっと太ましい姿の映像を見ることが多い気が。(^^;
ここは是非節制して可憐な姿をまた映画の中で見せていただきたいものです。
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