畠中さん恒例のこわくない妖たちのオンパレード。
人間と一緒に、個性豊かに暮らしています。
結構賢くて、齢100年を超えるというのに子どもっぽい妖たち。
心温まるエピソードもありで、
お江戸の時代、ほんわか和みます。
ものが100年の時を経ると、
妖が憑くという。
人懐っこく、人と共存する
付喪神が住む「出雲屋」は、
何でも貸し出す損料屋。
貸し物に憑いている妖たちは、
我らのお陰で銭が入るのだと、威張っていた。
出雲屋の子である十夜と、
幼馴染の市助とこゆりが、
この付喪神たちと繰り出す様々な出来事。
危険極まりない事件も、
付喪神たちが居れば、大丈夫。
そう六が憑く双六を、進めながら、
子どもらと妖たちの絆は深まっていく。
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