本書では悪人狩りを快感と感じている正義依存症の人たちのことが書かれています。正義依存症とはなんぞや?かと言うと、まぁ、簡単に言えば、日常生活で満たされない欲求不満を不正義(大小は関係なく)を働いた他人を徹底的に攻撃することで幼稚な自我を満たしている人ってことになるらしいです。 そういえば、本書の中にでてくる塩谷さんの件。今思うと、なぜあそこまでひどくバッシングされなければならなかったんだろう?って思ってしまいましたよ。確かに二股はよろしくないけどありふれている話だと思うし、ましてや、他人の惚れたはれたなんて限りなくどうでもいい話なのにね。 残念なのは、そういった正義依存症に対する解決方法が書かれていなかったことと、どうも自分が過去に遭遇した炎上事件に対する意趣返しではないのか?と思われる部分があったところでしょうか。
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