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本『7大企業を動かす宗教哲学』

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7大企業を動かす宗教哲学    名経営者、戦略の源 (角川oneテーマ21)

7大企業を動かす宗教哲学 名経営者、戦略の源 (角川oneテーマ21)

  • 作者: 島田 裕巳
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2013/01/10
  • メディア: 新書
有名な企業7つの沿革をおさらいできる本。 どうかなと思っていたが、やはり「宗教哲学」となると実質最初の松下電器のみで、あとはだいたい創業者の哲学だろうか。 <序文> ドラッカーは宗教学も教えていたらしい。 NPOに先見の明があったというより、教会のシステム等から自明の理だったわけだ。 <松下電器> そんなに各宗教の影響を松下幸之助が受けていたとは。 水道哲学って、改めて今読むと隔世の感あるなー。 <ダイエー> そこまで数字苦手だったんだ。だからこそできたのか。 <トヨタ> 村の原理→カリスマ不在・学校をつくるというのがなるほどと思った。 イギリスのパブリックスクールみたいなの作ってたような。 <サントリー> 著名人が続々と。 <阪急> 通常鉄道会社は、通勤と逆の流れをゼロにしないよう参拝客を見込んで神社を終点に持つ、で、「あっ、それが普通の考えだよね」とはっとした。 神社を結んで五芒星的な、帝都大戦な思考が抜けない自分(笑) <セゾン・無印> 他人事の経営、なるほどー。 <ユニクロ> 標榜しているほどドラッカーじゃないよね、むしろ村上春樹だよね、という内容に当初驚く。 ドラッカーじゃないのはいいとして、なぜに村上春樹と思ったけれど、確かにどちらも100万人が着たり読んだりしているわけで。 『uniqlo』『1Q84』のQの共通性など、よく考えついたなと思った。 ところで、ユニクロがブラック企業だと騒がれたとき、周囲がみな「残業時間が月80時間て、普通じゃないの?」と首をかしげていたのが可笑しかった。 なにか事情がなければ普通だと思うけど、周囲含め偏っているのかな。

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