クトゥルフをモチーフにしたライトノベル。クトゥルフといえば「這いよれ! ニャル子さん」が有名で、それに対してこちらは1巻が出たっきり音沙汰なしでしたが、この度、めでたく2巻が登場。 ふわふわメイドさんで、勘違い同級生に「ご主人さま」トオルが攻撃されて、という後半の展開はあれど、メイドのテケリさんが醸し出す柔らかい雰囲気が印象に残った前作でしたが、この巻は1巻より分厚くなり、「あとがきに寄れば」いろいろ張られていた伏線を回収したりなんだりで、ちょっとダイナミックに物語が展開しています。 でも、テケリさんはふわふわで、話の核はしっかりしています。 できれば続きはあまり待つことなく読めるとうれしいなあ。 ★★★★
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