何事についても、正しい知識は大事だと思います。 そういう意味で、コンパクトにまとまった良著だと思います。
この本で紹介されている内容は多岐に渡ります。 そもそも放射能とは何? から始まり、放射線の種類から放射線の種類や単位。 さらには人体への影響、モニタリングの方法まで幅広く紹介されています。 人体への影響については、「確定的影響」と「確率的影響」の違い。「急性影響」と「晩発影響」など、勉強となるキーワードがたくさん入っています。 よく「自分で考えるのが大事だ」といわれますが、それより「自分で調べるのが大事だ」と常々思っています。 放射能について調べる第一歩として、お勧めできる本です。↧