読みたい本がみつからず、ふと手に取った本です。
銀行の契約社員が1億円横領するというお話。
いきなり、タイに逃亡しているところから始まります。
どこまで逃げられるのか?
そして物語は遡っていきます。
何度かこういう事件がありましたね。
そして言われることは「陰に男性あり。」
まさしく「それ」でした。
読み始めて「しまった・・・」と思いました。
どんどんお金を使い込んでいく様子が蟻地獄に落ちていくようで気持ちがザラザラしていきます。
それでも読み始めてしまった以上読み終えないと気が済みません。結末も気になるし・・・。
ダラダラと間延びした文章よりは読み進めます。
読み終わって・・・
幸せな女性が1人も出てこないのです。
結婚生活が幸せでないからこうなるのか?
そんなことはないと思うけれど不幸せな女性が多いのでしょうか?
これも世の中の一つの側面ではあるのでこの小説ではそういう女性にスポットをあてたのでしょう。
そうこうしていたらこの小説がNHKドラマで来年に放送される事を知りました。
キャストは主人公の女性は原田知世さん、男性は満島真之介さん。
ちょっとイメージが違ったけれどこの配役ならいいドラマになるような気がします。
結末は小説通りになるのか気になります。
そして
満島真之介さん、といえば、先日これまたNHK「仕事ハッケン伝」に出演されていました。
ご存知の方も多いと思いますが「仕事ハッケン伝」はタレントさんや俳優さんがある会社に1週間派遣されて新企画を立てたりしてプロ並みに仕事をこなすのです。
毎回、感動ものです。
素人が1週間でプロ並みに仕事をしろ、という方が無理な話なのにみなさん、泣きながらも仕事をこなしていかれます。
そういうドキュメントですから仕方ないんですけれど。
その満島さん文房具メーカーに派遣されて見事にミッションクリアされてました。
満島さんて、「梅ちゃん先生」でちょっとちゃらんぽらんな感じの役を好演されていてなんだかそんな人のイメージが私の中でできてしまっていました。
今回の「仕事ハッケン伝」をみて真面目で意外にも(失礼!すみません!)勉強家の方とお見受けしました。
このドキュメント、請け負ってくださる会社があることに感心すると同時に果敢にチャレンジされるタレントさんや俳優さんがおられることにも感心します。
なんだかNHKの宣伝みたいでNHKのまわし者のようになってしまいました。
決してNHKばかり見ているわけではないのですよ。