ーーー(2)から続きーーー
今回、特に述べたい事は、リソースであるところの
「植草一秀の『知られざる真実』」
2013/08/12 第636号
『ならず者国家米国と隷属国日本に
怒りを持って立ち向かう』
に記載されている内容を国民のより多くの人々が
改めてかみ締め、理解して内なる敵・自民党政治と
外なる敵・アメリカに対して、これからは盲従せず
敢然と戦う心意気と実行を共有してほしい事に尽きる。
メルマガ記載事項の核心を以下に転載しておきたい。
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オリバー氏が指摘するように、日本の軍事支出規模は、
世界第4位レベルの水準にある。
日本はすでに
世界トップクラスの軍事大国になり果てている。
その唯一の理由は、
日本が対米従属=対米隷属の国に堕しているからだ。
安倍晋三氏は、
「私たち日本人は、唯一の戦争被爆国民であります。
そのような者として、われわれには確実に
「核兵器のない世界」を実現していく責務が
あります」
と述べながら、
「いかなる状況下でも核兵器が再び使用されないこと
が人類生存のためになる」
の文言を盛り込んだ、核不拡散条約(NPT)再検討
会議準備委員会で提出された
「核兵器の非人道性を訴える共同声明」
に署名しなかった。
世界で唯一の戦争被曝国民であり、
二度と原水爆の惨禍を繰り返さぬことを誓うなら、
「いかなる状況下でも核兵器が再び使用されないこと
が人類生存のためになる」
の文言に真っ先に同意するべきであろう。
安倍氏は、
「確実に「核兵器のない世界」を
実現していく責務がある」
と述べながら、
「状況によっては核兵器の使用を認めるという姿勢」
を示しているのである。
オリバー氏は
安倍氏を「偽善」と断じ、「安倍氏を信じない」と
明言し、
「歴史をよく知る人々は、安倍氏を信じないという
私の言葉に同意してくれる」
と発言した。
日本の国民よりもはるかに日本の真実を見抜いている。
このオリバー氏が、
戦争国家アメリカに怒りを感じて欲しいと呼び掛ける。
そして、立ち上がって反対の声を上げてほしい
と呼び掛けている。
繰り返し戦争を起こして日本と世界に痛みを与えてきた
バカ者どもと戦ってほしいと訴えるのである。
真実を見抜くことが出来ず、
外国識者の叱咤に遭遇するのは不甲斐ないこと
ではあるが、目を醒まし、真実を知ることは、
何よりも重要である。
放射能汚染の危険を
チェルノブイリの真実から訴えかけるベラルーシの
ユーリ・バンダジェフスキー教授の講演内容も
マスメディアは報道しない。
そして、オリバー氏の真実を告発するスピーチも、
マスメディアのほとんどが報道しない。
報道されないから真実でないわけではない。
むしろ逆だ。
真実であるから報道されないのである。
日本も米国も悪に染められてしまっている。
この悪に立ち向かい、悪を排撃できる者。
それは市民だけだ。
市民が目を醒まし、真実を見抜き、そして、積極的に
行動するとき、そのとき、悪は滅びることになる。
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(完)
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オリバー・ストーンが訴える「悪魔アメリカに立ち向かえ」と(3)
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