今回は福沢諭吉著「学問のすすめ」についてのまとめを作りました。 基本的に個人的見解は一切含んでいませんので、純粋に書籍のまとめを箇条書きで抽出しました。 どうぞ書籍を読む時間がない方、コピペしてお持ちのパソコン、スマートフォンに保存してご活用ください。 それでは以下が「学問のすすめ」のまとめとなっています 思考は現実化する 天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず →人は皆同じ権利を持つという点においては平等 しかし、、、 人間界には賢い者、愚かなもの、富める者、貧しい者がいるのはなぜか? →→→平等なのは権利だけで権利を行使するかどうかは自分次第。 権利の行使:学んでよいという権利を行使する つまり、、、学ぶor学ばない 学ぶか学ばないか。成功者とそうでない者の違いはこれに尽きる。 下のものから見れば到底及ばない世界かもしれないが、これらは学問の有無に裏付けされたもの ただし、、学問とは実際に役立つ実学のことをさしている。 平等とは現実のあり方が等しいことにあらあず、権利が平等であるというだけである。 自由:分限を知って、他人の害にならずに自分個人の自由を目指すことが望ましい。 大事なことは人としての当然の感情に基づいて、自分の行動を正し、熱心に勉強し、それぞれの社会的役割 にふさわしい知識や人間性を備えること。 学問とは経済学や哲学だけでなく、実生活も学問である。 愛国心 →権利を与えられている以上はそれには義務がなければならない。 人間の性質 1.身体 2.知恵 3.欲 4.良心 5.意志 以上5つは人間に欠かせない性質。 これらを自由自在にコントロールすることで個人の独立が達成する。 先人たち 進化を私たちが遂げられたのは先人たちの叡智、遺産のおかげ。 先人たちは0という、暗黒の世界から文明を築いたというのに、それらの遺産を受け継いだ現代の私たち が進むところに限界を作ってはならない。 ことを起こすには時流に合う、合わないがある。 たとえ能力があったとしても、時を得なければ、発揮することはできない。 学問 →学問で最も大事なことはそれを実際に生かすこと 学問の趣旨はただ読書し本の内容を覚えることではない。 自身の精神の働きを活用して実際に使用できるよう工夫することが求められる。 STEP1【Ovservation】:物事を純粋に観察する Ex.純粋に本を読む STEP2【Reasoning】:物事の道理を推理する Ex.読んだ本の内容について思考する ただ知識が多くても人間が高まるわけではない。 しっかりとそれぞれの分野に対して自分の意見を持つことが肝要である。 論語読みの論語しらず...乙 inputとoutputのバランスを保つ。 inばかりの人が多すぎる。何もしないよりはマシかもしれないが... 物事の比較 ただ比較するのでは素人。 決して良い方をみて満足してはならない。 両方または全てのものの良い点悪い点をしっかり把握する必要がある。 Ex.AチームとBチームではAが勝ったからAがいいチームだね!ではダメということ Aは木坂選手、阿部選手、坂本選手を中心にチーム力があるね。 でもBの伊藤選手はABトータルで考えても一番上手い選手だよね。伊藤選手をうまくいかせれば勝てたかも...etc 人間は実際じぶんが思っていることよりも愚かなことをするものである。 人が計画を立てるときは常に大きくなりがちである。難易度と時間をしっかり比較する必要がある 判断力 「信じることに偽り多く、疑うことには真理多し」 ガリレオ、ニュートン等様々な偉人たちの発見は真実とされていた事の否定から 生まれた。 とは言えども物事を軽々しく信じてはいけないのならば、また逆(軽々しく疑う)も然り。 信じる疑うには取捨選択のための判断力が必要。 その判断力はそれまでの知識、体験によるものである。 学問しようか! 自分であれこれ考えるのは、学ぶことに及ばない by孔子 オリジナルというものは一度学んでからつくるものである。 守破離を徹底する。 心の働きがないのに、心だけが高尚偉大である者は決まって不平家である →自分にできる仕事は全て自分の心の基準に満たない、かといって自分の理想に叶うような仕事 は実力不足なのである。 世の中はこのような不平家で溢れかえっている。 見た目も言葉も活発で心の中の快楽が外に溢れ出ているような人間は世間に非常に非常に少ない。 いつも見るのは憂いている人ばかりで喜んでいる人を見ない。 人付き合い ことば:言葉について話し方について学ぶ必要がある。 コミュニケーションは話であれ手紙であれ言葉。 印象;表情や見た目 範囲:活動範囲を広げよ。あちこちのコミュニティに属すること。 様々なことに興味を持ちあれこれやってみることで多方面で人と関われる。 人間のくせに人間を毛嫌いするのは宜しくない。
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