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SFの古典的名作-火星のプリンセス-

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火星のプリンセス エドガー・ライス・バローズ ジョン・カーターは、火星で、凶暴な緑色人に捕虜として捕らえられる。 しかし、その勇敢さで徐々に緑色人の信頼を勝ち取っていく。 そして、美しい赤色人の王女と出会い・・・。 どうやって火星に行ったの?とか、細かいことは気にしちゃダメですよ。 ジョン・カーターの出会う火星の生物の不思議さや、心躍る冒険に酔いしれればよいのです。 三つの話が収録されています。 「火星のプリンセス」 ジョン・カーターが火星に行き、火星のプリンセス、デジャー・ソリスと結ばれる。 カーターの世話をする緑色人、ソラの話が泣かせます。 最初はカーターの見張り役だった犬型生物ウーラが、カーターになついていくところがかわいいです。 「火星の女神イサス」 地球に戻ったジョン・カーターは、再び火星に向かう。 着いたところは死の川のほとり。そこで、凶暴な植物人間に襲われる・・・。 緑色人タルス・タルカスとの友情が素敵です。 インディ・ジョーンズみたいにスリリングなお話です。 「火星の大元帥カーター」 デジャー・ソリスの救出のために、ジョン・カーターは戦う。 再びデジャー・ソリスに会うことはできるのか・・・。 「ジョン・カーター」というのは、英語圏では有名人みたいですね。 「サイコ」という短編集にも、「ジョン・カーター」の名前がちらっと出てきました。 映画化もされています。見てみたいなぁ。


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