Quantcast
Channel: So-net blog 共通テーマ 本
Viewing all articles
Browse latest Browse all 53333

ロミオとジュリエット

$
0
0

 「ロミオとジュリエット」 シェイクスピア作 松岡和子訳 (ちくま文庫)  敵対する二つの家の犠牲となった、ロミオとジュリエットの悲劇です。  多くの人に愛され続けてきた名作です。  新潮文庫、岩波文庫、角川文庫、ちくま文庫など、様々な訳が出ています。  私が読んだのはちくま文庫。ページの余白に脚注があるところがいいです。

シェイクスピア全集 (2) ロミオとジュリエット (ちくま文庫)

シェイクスピア全集 (2) ロミオとジュリエット (ちくま文庫)

  • 作者: W. シェイクスピア
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 1996/04
  • メディア: 文庫
 舞台は14世紀ごろの、イタリアのヴェローナ。  この町では、モンタギュー家とキャピュレット家が対立しています。  モンタギュー家の一人息子がロミオ。礼儀正しい好青年です。  キャピュレット家の一人娘がジュリエット。14歳にもなっていません。  この二人が、キャピュレット家の宴会で出会います。  そして二人は、一瞬にして恋に落ちてしまいます。  「ああ、高い取り引き! 俺の命は仇敵からの借りものか。」  「私のただひとつの恋が、ただひとつの憎しみから生まれたなんて!」  仇敵同士と分かっていながら、永遠の愛を誓い合うふたり。  しかし、その宿命からは逃れようもなく・・・  このあとの展開は、書くまでもないでしょう。  あまりにも有名な作品です。  ほんとうに良くできた作品です。何度読んでもすばらしい。  そして、何度読んでも悲しい。結末は分かっているのに。  さて、新潮文庫の訳は少し古いのですが、深い味わいがあります。  岩波文庫と角川文庫の訳は、比較的新しくて分かりやすいです。  どの訳も、原文の駄洒落をとても工夫して訳しています。
ロミオとジュリエット (新潮文庫)

ロミオとジュリエット (新潮文庫)

  • 作者: シェイクスピア
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1996/12
  • メディア: 文庫
ロミオとジューリエット (岩波文庫)

ロミオとジューリエット (岩波文庫)

  • 作者: W. シェイクスピア
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1988/02/16
  • メディア: 文庫
新訳 ロミオとジュリエット (角川文庫)

新訳 ロミオとジュリエット (角川文庫)

  • 作者: シェイクスピア
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2005/06/25
  • メディア: 文庫
 さいごに。(かいけつゾロリ)  娘のお気に入りに、かいけつゾロリのシリーズがあります。  男子向きの本なので、内容がちょっとくだらない。  中でも、「ちきゅうさいごの日」は、とても下品で面白いです。  隕石衝突から逃れるために、ゾロリたちの取った作戦は・・・  私のイチ押しです。
かいけつゾロリ ちきゅうさいごの日 (26) (かいけつゾロリシリーズ  ポプラ社の新・小さな童話)

かいけつゾロリ ちきゅうさいごの日 (26) (かいけつゾロリシリーズ ポプラ社の新・小さな童話)

  • 作者: 原 ゆたか
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 1999/12
  • メディア: 単行本
 例によって、今年も明日から三日間、東京へ出張です。  暑そう!

Viewing all articles
Browse latest Browse all 53333

Trending Articles