・友人と寝てはいけない/鳩村衣杏 キャラ文庫
フェアの冊子と全サに応募したかったので、未読だったこちらを購入して読んだ。 発売から日が経っているので、感想は短めに。 受視点の表題作と、攻視点のその後のショート。 どちらも書き下ろし。 高校の時からの友人の美馬と鮫島。 実家の商売からみで、鮫島にお願いすることに。 そのことで、境界線を越えてしまい……。 鮫島が意外といいやつ(裏表がない)で、そんなイヤな話にはなっていない。 脅すわけでもないし、無理やりでもない。 どちらもだんだんとその気になってくる。 また、どちらも自立したオトナの男なところも、いい。 どちらも次男で、実家(美馬は製薬会社の御曹司、鮫島は大病院の経営者の御曹司)からは独立して暮らして働いている。 実は前から好きで、この関係を壊したくないから言えなかったという切ない話ではないところも、いい。 ちょっと修羅場もあるが、さらっと読めた。 攻視点は、甘々な二人が読めた。 ★★★↧