「読み終わった本」リスト(忘備録)、2014年12月分です。
▼読み終わった本
*「韓国人の研究」
黒田勝弘・著、角川oneテーマ21
*「ユダヤ人とクラシック音楽」
本間ひろむ・著、光文社新書 ユダヤの人たちがクラシック音楽界において多大な貢献をしてきたことはよく知られています。 この本は、ヨーロッパ、アメリカ、そして日本において、特に20世紀にどのような出来事があって、そこでユダヤ人音楽家がどのように関わってきたかを明らかにしています。 特に日本におけるユダヤ人音楽家の足跡は注目に値すると思いました。 ▼読み終わった本
*「第一次世界大戦はなぜ始まったのか」
別宮暖朗・著、文春新書 去年2014年は第一次世界大戦の勃発からちょうど100年でした。 日本では第一次大戦よりも第二次大戦の方がどうしても重きを置いて語られますが、ヨーロッパでは第一次大戦の方がいろんな意味でインパクトがあって、国際社会の枠組みが変わる過程でとても重大な出来事だった訳です。 この本は、当時のヨーロッパやオスマン帝国の状況、オーストリア皇太子暗殺から実際に戦争が起きるまでの各国の指導者の動きなどを克明に解き明かしていて、なぜあんな戦争が起きてしまったのかが手に取るように分かります。 歴史上のいろんな戦争が「そんなつもりはなかった」のに起きてしまったのではないか、と思わざるにはいられませんでした。 ▼読み終わった本
*「首都圏鉄道完全ガイド 主要私鉄編」
双葉社スーパームック 3冊目の「地下鉄・その他私鉄編」を先に書店で購入したのですが、シリーズのほかの本(ムック)も読んでみたくなり取り寄せました。 各鉄道の駅や乗降客のデータ、車両の紹介など、テツにはとても興味深い内容でした。 ▼読み終わった本
*「首都圏鉄道完全ガイド 主要JR路線編」
双葉社スーパームック こちらはJR編。 この本では205系が走っているいくつかの路線にE233系が走るようになったり、山手線にE235系導入が決まったりと、わずか数年でもいろんな変化があるものですね。 ▼読み終わった本
*「首都圏鉄道完全ガイド 地下鉄・その他私鉄編」
双葉社スーパームック これが3冊のシリーズ中、最初に買った本。 これは現時点では最新のデータが盛り込まれていて、面白く読みました。 ▼読み終わった本
*「『ネットの自由』vs.著作権 TPPは、終わりの始まりなのか 」
福井健策・著、光文社新書

「ネットの自由」vs.著作権: TPPは、終わりの始まりなのか
- 作者: 福井 健策
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2012/09/14
- メディア: 新書
*「棒を振る人生」
佐渡裕・著、PHP新書 佐渡裕氏の最新刊。 ベルリンフィルを指揮したときのエピソードや、「第九」をめぐる章など興味深い内容でした。 ちなみに佐渡氏がベルリンフィルを振った時の曲はショスタコーヴィチの交響曲第5番でしたが、以前芦屋交響楽団に所属していたとき、佐渡氏の棒で同じ曲を演奏したような記憶があります。 ▼読み終わった本
*「はみだしオケマン挑戦記―オーボエ吹きの苛酷なる夢」
茂木大輔・著、中公文庫 NHK交響楽団首席オーボエ奏者でエッセイイストとしても知られる茂木大輔氏の本。 主に1990年代後半に書いた文章を文庫化したもののようです。 レコーディングの話や、ドイツ留学時代の体験など、興味深い話満載でした。 ▼読み終わった本
*「オケマン大都市交響詩 オーボエ吹きの見聞録」
茂木大輔・著、中公文庫 同じく茂木氏の世界各都市を訪問した体験を基にしたエッセイ集。 演奏旅行でボストンやニューヨークを訪れたときの話など、抱腹絶倒ですが、そのとき同行していた「アルビ」というあだ名の若者が、現在は某メジャーオケの首席オーボエ奏者であることなど、意外なエピソードも含まれていて、驚きでした。