<内容> キキがコリコの町に住むようになって4回目の春。ケケという風変わりな女の子が転がりこんできたことで、キキの暮らしは一変します。不思議な力と自由奔放な発想を持つケケは、キキの行く先々に現れては、何かと怪しい様子を見せます。キキの心は次第に不安や疑いでいっぱいになっていきました。ふたりは互いに反発しあいますが、やがて自分の本当の気持ちに気づいたキキは、また一歩、大人の階段をのぼるのでした。 今回は少し読むのが辛かったかな…。キキの気持ちになるとどうしても、ケケの存在にイライラしてしまいますね。 さて、キキがコリコの街に来て4年目。キキの目の前にケケという生意気で不思議な年下の少女が現れます。自分の居場所を取られていくような気がするキキは、イライラをついジジにぶつけて喧嘩になったりしてしまいます。うんうん。気持ちわかるよ。私も、仲良かった子が新しい友達と仲良くすると、友達をとられたような気持ちになって、イライラした事あったしね。 でも、そのおかげ(?)でキキは大人の階段を一つ上りました。そして、とんぼさんへの気持ちにも気づきます。キキはどんな素敵な大人になっていくんでしょうかね~。
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