中間層とは何か?
(´・ω・`)
社会学などでは上流階級と労働者階級の間の幅広い社会階層を含む階級として定義されるものです。
例えば、医者、法律家、芸術家、起業家など、特殊な技能で上流階級ほどではないにしろ、労働者階級よりは、潤沢な報酬を得ることが可能な階級です。
さて、かつて日本は「一億総中流」という言葉がありました。
(1)大量生産によって商品の価格が下がった。
(2)経済成長によって所得が増加した。
(3)終身雇用や雇用保険(1947年~74年は失業保険)による生活の安定、医療保険における国民皆保険体制の確立(1961年)による健康維持、生命保険の広まりなど、貸し倒れリスクの低下により労働者の中長期的な信用が増大し、信用販売が可能になったこと、等等により、それまで上流階級の者しか持ち得なかった商品が多くの世帯に普及した。
と、この三点から、その日暮らしでは無い労働者階級では無いという意識が国民に芽生えたのです。
しかし、プラザ合意のよる円高の受け入れから、バブル崩壊によって経済のグローバル化が進んできました。
私はプログラマーですので、最初、中国のプログラマーが日本のプログラマーの人件費の3分の1ということで、
上流工程の要件定義以外の中流以下はすべて、中国人というプロジェクトに21世紀からなってきたんですよ・・・。
(´・ω・`)
いや、私ら以前にアパレル系はそうなったのは知ってましたが、IT系は運送コストも無く、より急速に進んでいったという経緯があります。
そして、スマホやタブレットの時代はグローバル化した市場が用意され、世界中のデベロッパーがGoogle PlayやApple Storeに提供しています。
まさに、同じ職業で国境による報酬の差が無くなっていっているのです。
これは、TPPが締結されれば、他業種にも波及します。
我ながら、私らIT系の苦労を他の業種でもやるのか?
(´・ω・`)
等、ブラック企業の代名詞の一つのIT系の私は思うわけですけど・・・。
むしろ、国別に報酬が違う方が変なのだ・・・。
と、いう実感もあります。
前に、インド人が作った解析シミュレーションの仕事を引き継いだんですけど・・・。
C++のソースが美しいんですよねぇ・・・。
(´・ω・`)
業務系の中国人のソースには殺意がわいた事もありましたけど、解析系は見事な物でした。
確かに国境による技術の差などなく、ただ素晴らしいソースをありました。
・・・中国にしろ、インドにしろ大学で博士号を取ったプログラマーが開発してまして、そりゃあ素晴らしいですよね。
と、私のような高卒のプログラマーが諦めの境地で眺めつつ、バグ発見してほくそ笑んだりと・・・。
(´・ω・`)
色々でした。
まあ、でもビル・ゲイツから、プログラマーが博士号を持っているような人から、カジュアルな人々の物になって長いんですけど、多分、そういう世界はより楽しいと思います。
それこそ、ベトナム人のプログラマーの愚痴などネットで見ると、私もそう思うって思いますしね。
そういう感じで、グローバル化は進んでいくんでしょう。
正直、私は諦めが早かったっすね・・・。
確かに国籍で報酬の差がある方が変だと思いました。
(´・ω・`)
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