<内容> 時は流れて江戸から明治へ。夜の銀座で、とんびを羽織った男が人捜しをしていた。男の名は、仁吉。今は京橋と名乗っている。そして捜しているのは、若だんな!? 手がかりを求めて訪ねた新聞社で鳴り響くピストルの音! 事件に巻き込まれた仁吉の運命は(「しゃばけシリーズ外伝」) しゃばけシリーズ初の外伝です。若旦那が生まれる前のお話が2話。存命中のお話が2話。輪廻転生待ちのお話が1話の計5話が載っています。と言っても若旦那はほんの数行しか出てこないんですが(^_^; 個人的には、どのお話も好きだけど「太郎君、東へ」と「親分のおかみさん」が好きかも。どっちも少しコメディ色が強いからか?特に、親分のおかみさんの中で、妖しが怖い日限の親分さんに思わずしゃもじで額を叩いてしまったおかみさんの姿を想像したら、もうおかしくて×2しょうがありませんでした。 それにしても、輪廻した若旦那ってどんな人物なんだろう。もしかして、他のシリーズに登場しているのかな?ってワクワクしてしまいました。
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