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『仏教の真・善・美・聖』
吉田宏晢(真言学)
朝日出版社(1980)
美の究極こそ涅槃である
哲学の真理は存在の究極、
宗教の真理は自由の根拠
宇宙創造神の否定、占相の禁止
ダルマ、dhrの名詞形、宇宙を維持せしめる真理
事即理の即は論理的即ではなく行為的即である
具舎論より
無力増上縁:鳥が種子を食べなかった、洪水で稲が流されなかった
有力増上縁:大地、水
科学技術の世界は随意になしえない世界であり、
人生の悲哀を感ずるような世界のアスペクトは
かえって随意になしうる世界である。マルセル
人間が神を必要としたごとく、
神は人間を必要としたのである。ボーヴォワール
ユマニテを信じる。人間性
☆☆☆☆☆
難易度2/5 推薦度2/5
"事は心と物質にわけられる"というのは、間違い。
物質と現象、時間の有無の問題に気づいていない。
"けっして自然科学による自然の理の発見によっては解決されえない"
というのも間違い。
なぜ今の科学をもって可能性まで否定するのか全く非論理的妄想と思う。
またそもそも仏教も解決できると称しているに過ぎない。
"実体験によってしか真であることを確かめられない"
科学は実体験では真であることを何も確かめられないことを証明したのだよ。
・今日の一言(本文より、パウロ)
われもはや生くるにあらず、キリストわがうちにありて生くるなり。
It is no longer I that live, but Christ living in me.
이제는 내가 사는 것이 아니라, 내 안에 계신 그리스도께서 사시는 것입니다.
现在活着的,不再是我,乃是基督在我里面活着。
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仏教の真・善・美・聖(エピステーメー叢書)
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