新聞広告をみつけて、内容が面白そうだったので購入しました。
「いつやるか?今でしょ!」でおなじみの、林先生の本です。
確か広告内で 3 つくらい見出しが紹介されていたと思うのですが、その中の
・仕事ができる人は女性を味方につけている
・「一発逆転」が必要な状況をつくらない
この 2 つを見て、確かにそのとおりだと思ったのでした。
本が届いて読んでみると、やはり共感するところが多かったです。
この方、長年講義をされているからか、話をするのがとても上手な方だと思いました。
それが文章にも良く表れていて、まるで講義を聴いているかの感覚で、本が読めます。
Amazon のカスタマーレビューを読むと、評価が分かれていますが、私は好きです。
「一発逆転」が必要な状況をつくらない、というのは
東大卒のポーカー王者 も
似たようなことを書いていらしたなあ、と思いました。
自分が危険な目に遭う確率を常に考えて、安全策をとるというお話だったと思うのですが
一発逆転って「あれば」カッコいいですが、普通は「ない」んですよね。
そんな状況に自分を追い込んではいけないというのは、本当にそのとおりで
どんなに「つまんない生き方」とか言われたとしても、コケにくいように先手を打って、
できるだけ「こんなこともあろうかと」と言えるようにしておきたいと思ったのでした。
「仕事ができる人は女性を味方につけている」というのも、本当にそのとおりで
男性も、味方につけていないとまずいはずなのですが、
経験上、男性はその辺は仕事は仕事、と割り切って
見方でない人にも表面上は穏やかに対応してくださることが多いです。
逆に女性と仕事をする場合、日頃からの心配りが本当に大事です。本当ですよ。
私も女性が多い職場で働いていますし、自身も女性なので
自分も含めた周囲の仕事ぶりを思い返すに
普段から、仕事の無茶振りをしない、気配り細やかな人であれば
急なお願いも聞いてあげようと思うというのは、当然じゃないですか。
あれ?でもこういうことって、性別関係ある話だったかな??
あと「志賀 直哉と太宰 治は女性にもてるけれど、
田山 花袋と武者小路 実篤は、もてない」と面白いことを書いていらしたので
本当にそんなことが分かるのかどうか、彼らの作品を読んでみようと思いました。
古い作品は読みづらいので、読了に時間がかかると思いますが
そのうち感想をアップします。
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